コンテナハウスは建築確認対応/国内製作のBOX OF IRON HOUSE オリジナルコンテナハウスについて | BOX OF IRON HOUSE

オリジナルコンテナハウスのメリット・デメリット

メリット

①類い稀な存在感・波状のコルゲート鋼板の外観
コンテナといえば、コルゲート鋼板の無機質な雰囲気や重厚感が一目置かれる存在となります。他の建物との圧倒的な外観の違いは頑丈な造りと安定の証と言えるでしょう。

②通常建築に比べ、工期短縮が可能。
お客様の用途に応じて、ご希望の間取りやプランにて施工し、ほぼ完成に近い状態にて設置場所へと輸送し設置いたしますので、現地での作業工期はかなり短縮できます。

③他のユニットに比べプランの自由度が高い
鋼板を開口・補強し、窓やドアなどのサッシ取り付けを施しますので、お客様のご希望の間取りやプランに合わせた位置での設置が可能です。

④連結部分を切り離せば、移設も可能。
コンテナは輸送が可能です。建物としてご利用いただいたものでも、切り離して輸送し、新たな設置場所へと移設することができます。

⑤在来の鉄骨造に比べ比較的にローコスト。
自社工場で、ある程度の形まで作り上げてから設置場所へ搬入するため、在来の工法より施工過程が短縮されますので、その分コストを抑えることができる、と言えましょう。※この場合の『ローコスト』とはコンテナハウスが安いといった意味ではございません。

⑥構造計算により、2階・3階建てが可能。
構造計算とは鉄骨造の建物の強度などを表したもので、それに合わせた仕様や施工での工法を用いて2階建てや3階建てのコンテナハウスが実現します。

※コルゲート鋼板とは、鉄板を波形に加工したものを指します。

デメリット

①外壁が鉄板なので、錆びる恐れがある。
雨水や湿気などにより、鉄は酸化(錆び)てしまう性質があります。
そのため塗装部分などの補修が生じる場合があります。

②外壁塗装の定期的なメンテナンスが必要。
 風雨や日差しなど熱によるダメージにより、塗装などが弱ってくる部分が生じることがあります。そのためメンテナンスが必要な場合があります。

③断熱工事により結露する恐れがある。
気密性が高い反面、湿気などを逃がしにくいということです。
対策としては樹脂サッシを採用したり、室内をよく換気する必要があります。

④外壁が鉄製の為、熱を吸収しやすい。
ご承知の通り、鉄はとても熱伝導の高い性質を持っています。
屋外の設置などの場合は熱くなりやすいため、遮熱塗料を塗ったり断熱をしっかりとする必要があります。

建築確認対応コンテナハウス

建築確認対応コンテナハウスとは、海上輸送などで使用されている、ISO(世界基準)コンテナを、日本の建築基準法に基づいて製作する国産コンテナハウスです。

中古コンテナを改造して販売されているものは、多々見うけられます。この中古コンテナですと日本の建築基準法をクリアできませんので、建築確認申請の取得が困難になります。
その理由として、次の事が挙げられます。まず鋼材のJIS規格の証明ができません。さらに錆びやへこみ等もございますので、欠損や劣化があるとみなされるからです。

新造(しんぞう)コンテナについては、現在コスト削減の為、海外でコンテナを製作している会社がほとんどですが、海外製はかなり精度が悪く、弊社も以前は何度か海外製のコンテナを使用いたしましたが、連結していきますと、不具合が出てきてしまい、かなり苦労させられました。すべての物がそうとは限りませんが、こういう状況です。

そのため、上記で説明させて頂いた項目をクリアするために、
弊社ではスタッフの高い精度と技術をフルに発揮し、国産のコンテナを製作することに至りました。

精度・JIS鋼材などの事も踏まえ、MADE IN JAPANの国産コンテナをお勧め致します。
BOX OF IRON HOUSEがご提供する国産コンテナは、日本の建築基準を、クリアすることができます。

最後に、建築確認申請に対応するためには、日本のJIS規格の鋼材を使用することが最も重要です。
基本的に、柱・梁で構成するラーメン構造(※1)で製作致します。構造設計により、2階建て・3階建ても可能になります。
是非、BOX OF IRON HOUSEの国産コンテナをご検討下さい。

BOX OF IRON HOUSEの国産コンテナをご検討下さい。

※1:ラーメン構造とは
ラーメンとはドイツ語で「Rahmen:枠」の意味。RC構造(鉄筋コンクリート造)、鉄骨構造等で柱(はしら)と梁(はり)の一体化した構造のことをいいます。柱、梁は骨組に外力が加わり部材が変形しても接合部が変形しない剛接合(ごうせつごう) という方法で接合します。水平力により梁に作用するモーメントはそのまま柱に伝わります。